今回は、今飛ぶ鳥を落とす勢いで人気になっているカンナビノイドの一種、「HHC」について調べてみました。
HHCを扱うショップが一気に増え、さらにメルカリなどでも高額販売されているため気になっている方も多いかと思います。
ここでは、HHCという成分、効果、さらに違法性がないかを厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部にも実際に聞いてみたので是非参考にしてみてください。
2条15項の「指定薬物」に指定されました。またこの省令は、令和4年3月17日から施行されます。そのため左記の日程から違法となり、当記事の以下の情報は施行前の情報となりますので注意をお願いいたします。(2022/03/10記述)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212475_00028.html
HHCとは
HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)は大麻草にも含まれるカンナビノイドの一つ。
THCにとても似た構造を持っていますが、水素原子を2個多く持っており、THCよりも安定性高いといわれています。
また、自然界には微量しか存在しないレアカンナビノイドで、販売されているものは、実験室で合成させられる半合成物質のものが多くなっています。
HHCの効果
痛みの緩和
HHTは痛みの緩和に効果的といわれています。
また、抗ガン作用があるという論文もあるそうです。
リラックス効果
高いリラックス効果が期待できます。
不安感を取り除いてくれる効果も期待できるそうです。
睡眠の促進
リラックス効果が高い為、不眠症にも効果があるといわれています。
今後不眠症の治療薬としても期待されているそうです。
HHCは日本で合法か違法か
結論合法!
「大麻草=ドラッグ」のイメージがどうして付きまとってしまいますが、HHCは合法とされています。
その為、楽天、Amazon等のオンラインショップでも購入できますし、多くのオンラインショップが立ち上がっています。
また、この筆者である私は、実際に厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部にメールで問い合わせたところ、以下の様な答えが返ってきました。
①現状、HHCの成分自体は規制されておりません。
しかし、HHCは大麻草にも含まれる成分のため、大麻の成熟した茎や種以外(花、葉、枝等)
から抽出・製造された製品は違法となります。
という事です。
日本の大麻取締法では、
第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
と、成熟した茎or種子から作られた製品は大麻として定義しないという事が書いてありますので、
現在流行しているHHCが成熟した茎or種子から作られたものであれば規制の対象ではないということですね。
2条15項の「指定薬物」に指定されました。またこの省令は、令和4年3月17日から施行されます。(2022/03/10記述)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212475_00028.html
HHCの主な販売の形
リキッドタイプ
リキッド状(液体)のモノ。
大麻オイルやテルペン等が配合してあり、物によってその濃度はそれぞれです。
vapeにセットして吸引します。
ジョイントタイプ
ジョイントタイプとはいわゆる紙たばこのようなもの。
草を紙に巻き、それに火をつけて吸引します。
HHCを摂取の仕方
専用のvapeペンを用意します。
リキッドカートリッジとvapeペンをつなぎます。
ボタンを5回連打して電源を入れ、ボタンを押しながら吸引します。
まとめ
今回は、注目のHHCについて解説させていただきました。
大麻草と聞くと違法なイメージがありますが、厚生労働省が認める合法な成分です。
しかしあくまでも現状のことですので、これから規制がどのように入っていくかは誰にもわからないところです。
慎重に取り扱いましょう。
2条15項の「指定薬物」に指定されました。またこの省令は、令和4年3月17日から施行されます。(2022/03/10記述)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212475_00028.html
※当メディアは、大麻取締法を犯す事を「扇動、教唆、示唆、ほう助」する内容ではございません。
日本では大麻の所持、栽培は違法ですので絶対に使用しないでください。