今かなり話題となっているカンナビノイドの一種であるHHC(ヘキサヒドロカンナビノール)。
日本で合法となっている成分であり、その体感が海外での本物に似ているととても注目されています。
そこで今回は、今話題のHHCについてご紹介。
一体どんなものなのか、論文等を元に調べてみました。
2条15項の「指定薬物」に指定されました。またこの省令は、令和4年3月17日から施行されます。そのため左記の日程から違法となりますので当記事の以下の情報は施行前の情報となりますので注意をお願いいたします。(2022/03/10記述)
1 HHCカンナビノイドとは
HHCはヘキサヒドロカンナビノールとの略で、HHCはTHCの水素化(半合成)形態です。
水素化とは、化合物に水素原子が付加する還元反応のことを指します。
通常化合物は触媒(特定の化学反応の反応速度を速める物質、パラジウムや白金)によって水素化。
このHHCはTHCの最も安定した形態と表現されます。
その理由は熱や紫外線に耐性があり、THCよりも大幅に長い貯蔵寿命があるためです。
2 HHCカンナビノイドにはこんな効果があると期待されている
2-1 痛みの緩和
HHCは痛みの緩和の可能性があるそうです。
また、抗ガン作用があるという論文もあるそうです。
2-2 リラックス効果
高いリラックス効果が期待できます。
不安感を取り除いてくれる効果も期待できるそうです。
2-3 睡眠の促進
リラックス効果が高い為、不眠症にも効果があるといわれています。
今後不眠症の治療薬としても期待されているそうです。
3 HHCカンナビノイドは日本で合法か違法か
3-1結論合法
日本の大麻取締法では実はHHCに関して明記されていません。
しかし、HHCは大麻草にも含まれる成分のため、大麻の成熟した茎や種以外(花、葉、枝等)から抽出・製造された製品は違法となります。
つまり、後から規制が入る可能性はありそうです。
4 HHCはどうやって摂取する?
4-1 基本は蒸気摂取
水蒸気を吸うリキッドタイプには、VAPEペンを使用して吸います。
感覚としては電子タバコに近い感覚です。
ジョイントタイプは火をつけてたばこのように吸います。
2条15項の「指定薬物」に指定されました。またこの省令は、令和4年3月17日から施行されます。(2022/03/10記述)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212475_00028.html
まとめ
今回はHHCカンナビノイドについて解説させていただきました。
HHCは現在日本では合法のため、使用しても所持していても問題はありませんが、今後、規制は入る可能性があるという事は理解しておきましょう。
2条15項の「指定薬物」に指定されました。またこの省令は、令和4年3月17日から施行されます。(2022/03/10記述)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212475_00028.html